今号ではTinderの「Double Date」を入り口に、友だちと一緒にできることと、自分で決めたいことを考えます。

ひとりの相手探しに、友だちが加わる

Tinderは2025/06、友人と2人組で他のペアとマッチできるDouble Dateを日本でも提供すると発表しました。マッチ後は、両方のペアの計4人でチャットできます。公式ヘルプでは、相手ペアの個人にLikeを送り、1対1のチャットに進むことも案内しています。利用できる地域や提供状況には条件があります。

編集部が注目したのは、友人が「あとから話を聞く人」から「同じ会話に参加する人」へ変わる点です。自分では思いつかなかった話題が出るかもしれません。一方で、友人と自分の好みが一致するとは限りません。

相談する・共有する・一緒に参加する

TinderはDouble Date以前にも、友人が相手探しを手伝う機能や、デートの予定を共有する機能を展開してきました。編集部では、友人との関わり方を次の三つに整理しました。

相談する・共有する・一緒に参加する
関わり方友人とできること自分で決めたいこと
相談する気になる点や相手選びの軸を話す誰と話したいか
予定を共有する会う場所や時間を伝える何を、誰まで伝えるか
一緒に参加する同じ場で相手と会話する個別に話すか、会うか

大事なのは、友人の意見を聞けることと、友人の意見に従うことは別という点です。勧められた相手でも、気が進まなければ見送って構いません。

四人の会話でも、決めるのは自分

グループの会話が盛り上がっていても、全員が同じ気持ちとは限りません。「友だちが楽しそうだから」と無理に話を合わせなくてもよいはずです。逆に、一人ともっと話したいと感じたときは、友人の好みまで自分とそろえる必要はありません。

Tinderのヘルプも、友人の連絡先などの私的な情報を他のペアに伝える前には、本人の同意を得るよう案内しています。仲のよい友人についても、知っている情報を、そのまま他人に話してよいわけではありません。

一緒に始める前に、三つだけ

編集部からの提案は、次の三つを友人と先に話しておくことです。

  • 共有してよい情報:勤務先や連絡先、普段行く場所など、相手に話す範囲を決める。
  • 断りやすい合図:「今日はここまでにしたい」と伝えたら、理由を問い詰めず受け止める。
  • 会う場所と帰るタイミング:実際に会うなら、人のいる場所を選び、それぞれが帰りたいときに帰れるようにする。

友人と一緒であることだけで、安全が保証されるわけではありません。頼れる相手と楽しさを分け合いながら、誰と、どこまで関わるかは自分で選ぶ。その余地を残せるかが、友だちとアプリを使うときの大切なポイントだと編集部は考えます。

今週の業界トピック

  • タップル、秋田県の出会い支援コミュニティへ:タップルが秋田県の「出会い応援 あきた恋あかりコミュニティ」への参画を2026/09/25に発表。若者の恋愛・婚活に関する知見をもとに、情報発信やコンテンツ企画について意見交換に協力する。

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