この記事のポイント

  • エニトグループは2026年7月28日、親世代1,262人、マッチングアプリ婚当事者1,013人、婚活中のOmiai利用者928人という別々の3調査の結果を公表した。
  • 子どものいる40~69歳の親1,262人を対象に2026年4月22~26日にネット調査を行い、2023年との比較は40~59歳の1,052人にそろえて集計した。アプリを利用した交際・結婚への肯定的回答は72.1%で、2023年の69.0%を上回った。
  • 子どもがマッチングアプリを通じて結婚した親196人では70.9%が祝福すると答え、そうでない親1,066人の55.2%と差があった。
  • マッチングアプリ婚をした20~39歳の既婚者1,013人を対象に2026年4月22~29日に行ったネット調査では、出会い方を親へ伝えた人が64.5%。2023年調査の51.8%との比較が示された。
  • マッチングアプリ婚をした当事者のうち出会い方を親へ伝えた人では、83.0%が親の反応を好意的と答えた。
  • 出会い方を親へ伝えた当事者が挙げた親の心配事は、真剣な交際かどうか41.8%、相手の身元26.3%、出会い方とアプリの安全面が各25.7%、世間体9.8%だった。
  • 婚活中の20~39歳のOmiai利用者928人を対象に2026年5月28~31日に行った調査では、もしアプリで結婚したら親に出会い方を伝えると答えた人が63.1%だった。

出会い方を親に伝えた当事者は6割超

エニトグループは2026年7月28日、マッチングアプリを通じた結婚を親子がどう受け止めているか、3つの調査を公表した。まず、アプリで出会って結婚した20~39歳の既婚者1,013人への調査では、親に出会い方を伝えた人が64.5%。2023年の同社調査の51.8%を上回った。親に伝えた人のうち83.0%は、親の反応を好意的だったと答えている。ただし、この83.0%は親本人への質問ではなく、結婚した当事者を通じて見た反応だ。

親の心配は交際の真剣さと相手の身元

当事者が挙げた親の心配事では、「真剣な交際かどうか」が41.8%で最も多く、相手の身元が26.3%、出会い方そのものとアプリの安全面がそれぞれ25.7%だった。世間体は9.8%。出会いの経路だけでなく、交際相手との関係や身元をどう確かめるかが、親に話す際の論点になっている。

別の親世代調査では、子どもがアプリを通じて結婚した親196人の70.9%が祝福すると回答した。子どもがアプリ婚ではない親1,066人の55.2%より高い。ただし、2つの集団を比較した結果であり、アプリ婚を経験すれば親の態度が変わると因果関係まで示したものではない。

3つの調査を一つの母数として読まない

今回の発表には、親世代1,262人、アプリ婚当事者1,013人、婚活中のOmiai利用者928人という異なる回答者群が含まれる。親世代ではアプリを利用した交際・結婚への肯定的回答が72.1%で、2023年調査の69.0%を上回った。ただし比較は40~59歳に年齢をそろえた集計で、調査対象の設計も同じではない。婚活中のOmiai利用者では、もしアプリで結婚したら親に出会い方を伝えると答えた人が63.1%。これは結婚後に実際に伝えた割合ではなく、将来の意向だ。3調査は、親に話すか迷う人に複数の視点を示すが、日本の親全体やすべてのアプリ利用者の反応を確定する数字ではない。

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