調査結果

ネットで知り合った初婚夫婦の割合

20.2%

2025/06
調査時点より過去5年間に結婚した初婚どうしの夫婦

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この記事のポイント

  • 各調査時点より過去5年間に結婚した初婚どうしの夫婦で、ネットで知り合った割合は第17回20.2%、第16回11.0%だった。
  • 夫婦調査の「ネットで」はSNS・ウェブサイト・アプリ等のやりとりで知り合った場合を含み、オンラインを含む結婚相談所は別の選択肢としている。
  • 2025年の婚姻件数(月報年計・概数)は489,119組で、前年の485,092組から4,027組増加(0.8%増)した。

二つの数字を掛けても、年間アプリ婚数にはならない

社人研の第17回出生動向基本調査では、調査時点から過去5年間に結婚した初婚どうしの夫婦のうち、ネットで知り合った割合が20.2%でした。一方、厚労省の人口動態統計にある48万9,119組は、2025年1年間に日本で発生した日本人の婚姻件数です。前者は5年間に結婚した初婚どうしの夫婦の出会い方、後者は1年間の婚姻総数を測っています。分母と期間が異なるため、両者を掛け合わせた値は年間のアプリ婚数を表しません。

20.2%はアプリ単独の割合でもない

社人研の「ネットで」はSNS・ウェブサイト・アプリ等でのやりとりを含みます。オンラインを含む結婚相談所は別の選択肢です。同じ設問の割合は前回の11.0%から今回の20.2%になりましたが、この変化をマッチングアプリだけの変化とは読めません。

婚姻件数の増加は別の比較

厚労省の2025年婚姻件数は月報年計の概数で、2024年の確定数48万5,092組より4,027組、0.8%多くなりました。これは暦年ごとの婚姻総数の比較です。社人研の調査回ごとの出会い方の割合とは対象も比較期間も違い、ネットで知り合った割合の変化が婚姻総数を増やしたとは言えません。

年間のアプリ婚数を知るには

必要なのは、同じ対象年と初婚・再婚の範囲で、アプリだけを出会いの経路として分けた人数または割合です。今回の二つの原典からは、その条件を満たす値は得られません。年間のアプリ婚数は不明のままとし、推計を作らないのが妥当です。

主要指標の調査概要

指標の定義
各調査時点より過去5年間に結婚した初婚どうしの夫婦で、ネットで知り合った割合は第17回20.2%、第16回11.0%だった。
調査主体
国立社会保障・人口問題研究所
資料名
第17回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)結果の概要
実施期間
2025/06
地域・対象
調査時点より過去5年間に結婚した初婚どうしの夫婦
回答数
570組
調査方法
出生動向基本調査の夫婦調査。妻が回答
調査公表日
2026/09/11

出典・原典

出典:国立社会保障・人口問題研究所『第17回出生動向基本調査 結果の概要』、厚生労働省『令和7(2025)年人口動態統計月報年計(概数)の概況』。両資料の数値と対象定義をもとにマチトレ編集部が構成・解説しました。