この記事のポイント
- 台湾の數位產業署は10月7日、2026年9月27日〜10月3日のネット詐欺通報の週報を公表した。
- 対象週の疑わしい詐欺情報の通報は39,777件で、審査後に詐欺と確認したものは31,667件。
- 通報案件の類型別集計で「愛情交友」(恋愛・交友)は21.34%と記載され、件数は前週比17.84%増と発表された。
- 個別本文には類型別比率の集計母数や重複排除の方法、被害者数の記載がなく、特定のマッチングアプリ別の集計もない。
- 類型別集計の上位3つは製品・サービス、恋愛・交友、思わぬ利益をうたうもの。
本文
台湾の數位發展部數位產業署は10月7日、ネット詐欺の通報・照会システムについて、9月27日から10月3日までの週報を公表した。通報案件の類型別集計では、恋愛や交友に関するものを21.34%と記載し、その件数が前週から17.84%増えたとしている。
疑わしい情報と確認済みの詐欺を区別
対象週に受け付けた疑わしい詐欺情報は39,777件。このうち、審査を経て詐欺と確認したものは31,667件だった。最初に届いた通報と、確認後の件数は区別して発表されている。
類型別では、製品・サービス、恋愛・交友、思わぬ利益をうたうものの順に上位を占める。恋愛や友人関係を入口とする誘いも、当局が把握するネット詐欺の一つの類型として集計されている。
アプリの危険度や被害者の人数には換算できない
今回の個別本文には、類型別比率を計算した集計母数や重複を除く方法、被害者数が示されていない。通報された情報の件数を、そのまま被害に遭った人の数として読むことはできない。
また、特定のマッチングアプリ別の内訳もない。21.34%という数字は、あるアプリの利用者が詐欺に遭う確率や、日本国内の発生割合を表すものではない。地域・対象週・集計単位をそろえて読む必要がある。

